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またサッカーができるように。ケニア・エスンバ村で「第2回 SAFE FEET PROJECT」治療キャンペーンを実施。254人が治療を受け、次はSAFE FEET CUPへ。

学生NGO Waka Waka Kenya・サラヤ株式会社・一般社団法人A-GOAL・現地NPOの4者が連携。5月31日のサッカーイベント「SAFE FEET CUP」開催へ。

2026年5月29日

一般社団法人A-GOAL(東京都豊島区、代表:岸卓巨)は、学生NGOのWaka Waka Kenya(代表:西松和郎)、サラヤ株式会社、現地NPOのLornajosh community based organizationが主体となり実施した「第2回 SAFE FEET PROJECT」治療キャンペーン(4月20~29日)に協力しました。




今回のキャンペーンでは、スナノミ症に苦しむケニア・エスンバ村の住民254人へ治療・石鹸の提供・靴の提供・食事提供を実施しました。また啓発活動として紙芝居の読み聞かせやイラストセッションを実施するとともに、現地ラジオ3局およびケニア全国テレビ局「Citizen TV」を通じた広報活動も展開。プロジェクトとスナノミ症への認知をケニア国内に広く発信しました。イラストセッションでは多くの子どもが「スナノミ症が治ったらサッカーをしたい」と夢を描いており、その想いを形にすべく、5月31日にサッカーイベント「SAFE FEET CUP」の開催を予定しています。

■ 治療キャンペーン実施報告(4月20~29日)
▼ 治療・石鹸・靴の提供:254人の笑顔を取り戻した治療キャンペーン
Waka Waka Kenyaが主体となりエスンバ村にて実施した治療キャンペーンでは、スナノミ症に罹患していた住民254人に対し、サラヤ株式会社の専用治療薬「Jigger Lotion(ジガーローション)」を使用した治療を提供しました。さらに参加者全員に対して石鹸を配布し、毎日の手足洗いによる再感染予防を後押ししました。治療後には靴の提供とともに「靴を毎日履くことの重要性を周知する等、持続的な予防へつながる支援を届けました。





また、25日にはサラヤ株式会社のスタッフもエスンバ村を訪問し、地域の保健職員や看護師に対しJigger Lotionの正しい使用方法について、地域住民に対し正しい手洗いの方法についてレクチャーを行いました。現地住民に対して衛生知識を実践的に届ける、今回のプロジェクトならではの取り組みとなりました。

▼ 現地メディア広報:ラジオ3局・Citizen TVでスナノミ症の認知を拡大
今回のプロジェクトでは、治療・支援活動と並行して、ケニア国内での大規模な情報発信にも取り組みました。現地ラジオ3局でのオンエアに加え、ケニアの全国テレビ局「Citizen TV」でもプロジェクトの内容やスナノミ症に関する正しい知識を広報。テレビ・ラジオという影響力の大きいメディアを通じて、これまでリーチできなかった幅広い層へスナノミ症の実態とプロジェクトの取り組みを届けることができました。




「スナノミ症への正しい理解を広め、誰もが安心して暮らせる社会を共創する」というWaka Waka Kenyaの理念が、エスンバ村の枠を超えてケニア社会全体へと伝わり始めています。

▼ 啓発活動:紙芝居とイラストセッションで「知る」「未来を描く力」を育む
治療に先立ち、スナノミ症に関する正しい知識を子どもたちでも分かりやすく伝えるための紙芝居の読み聞かせを実施しました。紙芝居では、スナノミ症はスナノミというノミが原因で起こること、人から人へは感染しないこと、靴を履くことが予防に効果的であること、石鹸で毎日足を洗うことの大切さなどを伝え、差別や偏見をなくすための正しい理解の普及を目指しました。

さらに、治癒後を想像したイラストセッションも実施。「スナノミ症が治ったら、何をしたいですか?」という問いかけに対し、子どもたちが絵を描いて答えてくれました。その結果、多くの子どもたちがサッカーをしたがっていることが確認できました。この声がそのまま、次のSAFE FEET CUPへとつながっています。





▼ 患者の皆さんへの食事提供
A-GOALは今回の治療キャンペーンにおいて、参加された患者の方々への食事提供に協賛しました。貧困が影を落とすエスンバ村において、栄養支援はニーズが高く重要です。スティグマを抱える患者の集客効果を目的に、現場での食事支援の実施に貢献しました。




■ 次のステップ:SAFE FEET CUP(5月31日開催予定)
治療キャンペーン実施から約1ヶ月後、5月31日に「SAFE FEET CUP」の開催を予定しています。

SAFE FEET CUPは、かつてスナノミ症を患っていた子どもたちと、そうでない子どもたちが同じピッチに立ち、ともにボールを蹴るサッカー大会です。

スナノミ症はその見た目や誤った認識から、患者への差別や偏見を生みやすい病気です。学校でいじめられたり、地域のコミュニティから孤立してしまう子どもたちも少なくありません。SAFE FEET CUPでは、元患者と非患者が「混ざり合って」サッカーをすることで、病気が引き起こしてきた心理的隔たりを、スポーツの力で取り払うことを目指します。勝ち負けよりも、ともに走り、笑い、汗をかく時間そのものが、偏見を溶かす力を持っています。誰もが共に生きられる社会の姿を、グラウンドの上で体現する場にしていきます。



A-GOALはSAFE FEET CUPの企画・運営を担います。キベラスラムでの「キベラA-GOALリーグ」で培ってきたサッカーを通じたコミュニティ形成のノウハウを活かし、プロジェクトをサポートします。

■ Waka Waka Kenya代表・西松和郎(にしまつかずお)のコメント

「この度は、254名の患者の方々へ向けた治療キャンペーン、現地ラジオと全国TVでのスナノミ症の情報提供を通して、ケニア全土におけるスナノミ症への正しい理解の促進に大きく貢献することができました。重なりますが、スナノミ症は治療や予防によって簡単に治せる病気です。しかし、貧困・無知・無関心が重なることで多くの患者の方々は未だに感染状況にあり、周囲からの差別や偏見によるスティグマを抱えているのが現状です。この課題を解決するためにも、5月末のサッカーイベント「SAFE FEET CUP」を通じて、病気を乗り越えた子どもたちがスポーツの力で笑顔になれる環境を創っていきます。」


■ サラヤ株式会社・松尾康平(まつおこうへい)のコメント

今回の活動を通じて、改めてこの活動の必要性を強く感じました。特に忘れられないのは、看護師さんが処置のためにメスを取り出した瞬間、その様子を見た子どもたちが不安そうな表情を見せ、中には泣き出してしまう子もいた場面です。それだけ、これまで「痛みを伴う治療」が当たり前だったこと、そして治療そのものが子どもたちにとって恐怖になってしまっている現実を強く感じました。
一方で、Jigger Lotion を使用した治療では、大きな痛みなく処置を受けることができ、治療後の子どもたちや保護者の表情には安心した様子も見られました。単に症状を治すだけではなく、「怖くない治療」を届けることにも大きな意味があると感じています。
また、治療だけでは根本的な解決にはならず、再感染防止や衛生環境の改善、衛生教育まで含めて継続的に取り組む必要があることも改めて実感しました。今後も地域の方々と一緒に、子どもたちが少しでも安心して生活できる環境づくりに取り組んでいきたいと思います。


■ A-GOAL代表・岸卓巨(きしたくみ)のコメント

「「スナノミ症が治ったら、何をしたいですか?」という問いかけに対し、「サッカー」という答えが多かったことが印象的でした。SAFE FEET PROJECTは、単なる治療支援ではなく、子どもたちが再び仲間と笑い合い、地域の中で自分らしく生きていく未来を取り戻す挑戦だと感じています。5月31日のSAFE FEET CUPでは、元患者と非患者が同じピッチに立つことで、スナノミ症による偏見や分断を越えたコミュニティの姿を、スポーツの力で示せればと思います。」

■ 団体概要
▼ 学生NGO Waka Waka Kenya
Waka Waka Kenyaは、ケニアへの留学中の日本人大学生4人が結成した学生NGOです。ケニアの農村部でスナノミ症の深刻な実態に直面したことをきっかけに、「スナノミ症への正しい理解を広め、誰もが安心して暮らせる社会を共創する」ことを目指して設立されました。ケニア・エスンバ村を拠点に現地NPOと連携しながら、スナノミ症患者の治療・靴の提供による予防・現地住民への正しい知識の啓発活動・プロジェクト効果の定量調査、SNSやメディアを通じたスナノミ症への正しい理解の促進を中心に活動しています。現場主義の若い行動力と、日本企業、NGO、学術機関等との連携を強みに、持続可能な共創モデルの構築を目指しています。

活動開始 :2025年5月
代表兼設立者 :西松 和郎
展開国 :ケニア、日本
メールアドレス:waka2.kenya@gmail.com
公式SNS :
・Instagram:https://www.instagram.com/waka2_kenya/
・Facebook:https://www.facebook.com/people/Waka-Waka-Kenya/61578488195024/


▼ サラヤ株式会社
サラヤ株式会社は、1952年の創業以来、「衛生・環境・健康」を事業の柱として、ひとと地球にやさしい製品づくりに取り組んできた日本の化学・日用品メーカーです。家庭用・業務用洗浄剤、消毒剤、医薬品、食品など幅広い製品の開発・製造・販売を手がけるとともに、世界約29の国と地域に拠点を置き、グローバルに事業を展開しています。現在はスナノミ症の治療薬開発にも着手しており、「社会課題をビジネスで解決する」という精神のもと、「ケニア・スナノミ症対策プロジェクト」を推進しています。

商号 :サラヤ株式会社
代表 :更家 悠介
所在地 :〒546-0013 大阪府大阪市東住吉区湯里2-2-8
展開国 :29以上の国や地域
公式サイト :https://www.saraya.com/


▼ 一般社団法人A-GOAL
A-GOALは、代表の岸がもともとケニアでJICA海外協力隊として活動していたことをきっかけに、2020年5月に新型コロナウィルスの影響によって生じた失業や食糧危機に苦しむアフリカの人を支援するために設立されました。地域の草の根のスポーツクラブと連携し、ケニア・マラウイ・ナイジェリアなどアフリカの住民約1万人に対して緊急の食糧支援を行いました。現在は、「日本とアフリカをスポーツで繋げ、持続可能な社会を築く」を理念に、主にケニアでのユースサッカーリーグの運営と食糧支援、マラウイでの現地サッカークラブと連携した農業支援と食堂の運営、日本各地でのアフリカイベントの開催などを行っています。

商号 :一般社団法人A-GOAL
代表 :岸 卓巨
所在地 :〒170-0005東京都豊島区南大塚2-13-3
活動国 :ケニア、ナイジェリア、マラウイ、ウガンダ、南スーダン、ボツワナ、
ザンビア、カメルーン、セネガル、日本
公式サイト :https://a-goal.org/

▼ お問い合わせ先
一般社団法人A-GOAL(代表:岸)
電話:070-2644-6234

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