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【京都 蔦屋書店】品川美香「その鳥の名前は知らなくても」を2月12日(水)より開催。自然の神秘や不思議さ、人間の存在について追求する。


《sense of wonder》100×100cm、2024、パネル、キャンバスに油彩、アクリル

京都 蔦屋書店(京都市下京区 京都高島屋 S.C.[T8]5F・6F)では、品川美香の作品展「その鳥の名前は知らなくても」を、2025年2月12日(水)~3月7日(金)の期間に開催します。
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/44989-1359490108.html
概要
品川美香は、「私とは何か、人間とは何か」というテーマを軸に、子ども、スカル、隕石、山、植物、昆虫などの、作家が選んだ象徴的なモチーフを組み合わせながら、西洋絵画的なリアルさと、平面的な日本絵画的表現を合わせた独自の世界を描いています。
本展のタイトル「その鳥の名前は知らなくても」は、アーティストであり母でもある品川が、日々の暮らしと向き合う中で、米国の生物学者であり作家のレイチェル・カーソンの著書『センス・オブ・ワンダー』(※)に触発され、参照し名付けられました。
これまでのシリーズでは、植物の色をあえて一度漂白するように描いてきましたが、作家が自然や不思議さに驚嘆する時(センス・オブ・ワンダー)は、いつも景色がパッと鮮やかになるということから、新作は植物の固有色を活かした華やかな色合いで描いています。また、メインモチーフとして長年描いてきた、正面を向いた子どもや小宇宙が描かれた瞳の表現にも発展が見られ、背を向けた子どもの姿からは、より一層「我々はどこに向かうのか」というメッセージを強く感じさせます。

※『センス・オブ・ワンダー』…子どもが自然に触れ、神秘さや不思議さに驚嘆する感性の大切さを記したエッセイ集

《Fragment》102×38.3cm 2024パネル、キャンバスに油彩、アクリル

《Fragment》102×38.3cm 2024パネル、キャンバスに油彩、アクリル

アーティストステイトメント
私は、わからないことや解決が難しい物事について考えるために絵を描いています。作品は、見る人の環境や経験によって感じ方が違いますが、子どもの瞳にはマクロとミクロのイメージを描き、蜜蜂は蜂群崩壊症候群など、それぞれメタファーを持ちます。それらは小さな命の存在と、歴史や宇宙などの大きな存在とのつながりを示唆していて、私にとって道具主義や功利主義では無く一つ一つの命そのものに価値があることを意味します。

品川美香/Mika Shinagawa

アーティストプロフィール



品川美香/Mika Shinagawa
1988年熊本県生まれ
2016年京都造形芸術大学 大学院修士課程 芸術研究科芸術表現専攻 芸術教育領域 修了
現在は京都を拠点に活動
Instagram|https://www.instagram.com/mika_shinagawa/?hl=ja
<個展>
2023 「せかいのはじまり」ギャラリーENウォール(京都)
2023 「mtk+ vol.14」dot.S(京都)
2022 「昼と夜」OlL by 美術手帖ギャラリー(東京)
2021 「わたしが魚だったころ」庵町家ステイ(京都)
<グループ展> ※近年のグループ展より抜粋
2024 「東京都展The Echoes of East Kyoto」WHAT CAFE(東京)
2023 「SSK Art Fair & Open Studio 2023」SUPER STUDIO KITAKAGAYA(大阪)
2022 「GOLDMEMBER 2022」下鴨茶寮(京都)
2022 「千島土地コレクション『TIDE - 潮流が形になるとき - 』」千鳥文化(大阪)
2021 「Contemporary Art Fair at HANKYU LUX」阪急うめだ本店(大阪)
2021 「Up_01」銀座 蔦屋書店GINZA ATRIUM(東京)
2020 「ANTEROOM NAHA_Phase 2020」(沖縄)
2020 「GOLDMEMBER 2022」下鴨茶寮(京都)
2020 「千島土地コレクション『TIDE ‒ 潮流が形になるとき ‒ 』」千鳥文化(大阪)
<レジデンス>
2013 「アートレインボープロジェクト」ロストック、ドイツ
<アートフェア>
2024 「ARTISTS' FAIR KYOTO 2024」京都国立博物館 明治古都館(京都)
2024 「HANKYU ART FAIR 2024」阪急うめだホール(大阪)
2021 「Contemporary Art Fair at HANKYU LUX」阪急うめだ本
2018 「ARTISTS' FAIR KYOTO 2018」京都文化博物館別館(京都)
2016 「BZAAR ART JAKARTA 2016」(ジャカルタ/インドネシア)
<コレクション>
DMG森精機株式会社(奈良)
杜の街グレース 両備グループ(岡山)
HOTELANDI(武漢/中国)
千島土地(大阪)
アンテルーム那覇(那覇)
アンテルームソウル(ソウル)
ユニバーサルミュージック(東京)
ASTON MARTIN OSAKA(八光エルアール株式会社)
ベネットコレクション オブ ウーマンリアリスト(テキサス/アメリカ)
ロストック美術館(ロストック/ドイツ)
<受賞歴>
2017 群馬青年ビエンナーレ2017 入選
2016 第31回ホルベインスカラシップ奨学者
2016 2015年度 京都造形芸術大学修了展 最優秀賞
販売について
展示作品は、会場にて2月12日(水)~2月16日(日)の期間にエントリーを受け付けます。2月17日(月)からは通常販売となります。
アートのECプラットフォーム「OIL by 美術手帖」では、3月3日(月)10:00~3月16日(日)20:00の期間に販売します。
https://oil.bijutsutecho.com/gallery/1131
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。

ARTISTS' FAIR KYOTO:SATELLITE 2025


本展は「ARTISTS' FAIR KYOTO 2025」 のサテライト企画展覧会として開催、期間中はAFKサテライトVIPプログラムを予定しています。
京都 蔦屋書店はARTISTS' FAIR KYOTOのコンセプトに共感し、京都から発信するアートシーンをともに盛り上げるため、作家、ARTISTS' FAIR KYOTOとコラボレーションしています。ARTISTS' FAIR KYOTOの詳細は以下URLよりご確認ください。
https://artists-fair.kyoto/



展示詳細
品川美香「その鳥の名前は知らなくても」
会期|2025年2月12日(水)~3月7日(金)
時間|10:00~20:00 ※最終日のみ17:00閉場
会場|京都 蔦屋書店 6F アートウォール
主催|京都 蔦屋書店
入場|無料
お問い合わせ|075-606-4525(営業時間内)
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/44989-1359490108.html
京都 蔦屋書店
京都高島屋S.C.[T8]5・6階に位置する京都 蔦屋書店は、全フロアを通じてアートと文化の「伝統と最先端」が共振する場です。芸術分野を広く取り扱う約6万冊の書籍と、日常のアートピースとなるような文具・工芸品のほか、フロア内に点在するアートスペースでは、注目の現代アート作品を展示。店頭と合わせてECサイトでもご案内いたします。約120席あるSHARE LOUNGEでは、カフェや仕事場、イベントスペースとして、居心地の良い空間を提供します。

住所|〒600-8002 京都府京都市下京区四条通寺町東入⼆丁目御旅町35 京都高島屋S.C.[T8]5・6階
電話番号|075-606-4525
営業時間|10:00~20:00
※6Fシェアラウンジのみ、8:00~22:00
HP|https://store.tsite.jp/kyoto/
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TTC LIFESTYLE株式会社
TTC LIFESTYLE株式会社は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、高島屋、東神開発が設立したアート販売における相互チャネルの活用、ライフスタイルコンテンツを提案する店舗の出店・運営を行う合弁会社です。3社の強みである「ライフスタイルや文化の発信・提案」に関わる合弁事業を行うことで、シナジーの最大化を目ざします。また、アート分野の市場開拓に取り組むとともに、魅力的なコンテンツの提案を通じてアートシーンの活性化および、お客様のより豊かなライフスタイルの実現に貢献してまいります。

CCCアートラボ
CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/

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