【国立文楽劇場】4月文楽公演 ただいま上演中!
国立文楽劇場で人形浄瑠璃の魅力が詰まった名作がお待ちしています。

4月文楽公演(国立文楽劇場)
4月4日より国立文楽劇場で「4月文楽公演」が始まりました。
第1部と第2部は初演から280年を迎える人形浄瑠璃三大名作のひとつ、"学問の神様"で知られる菅原道真の悲劇を描いた『菅原伝授手習鑑』です。第3部は愛らしく華やかに禿が遊ぶ『二人禿』と、源平合戦を題材とした時代物の大作『ひらがな盛衰記』の四段目を上演します。
それでは、各部の演目を本公演の舞台写真とともにご紹介いたしましょう。4月26日(日)までの公演です、どうぞお見逃しなく!
◆第1部 『菅原伝授手習鑑』
(道行詞の甘替、車曳の段、茶筅酒の段、喧嘩の段、訴訟の段、桜丸切腹の段)
『菅原伝授手習鑑』は、政敵・藤原時平の陰謀による菅原道真(作中では菅丞相)の大宰府への左遷や、丞相に恩顧を受けた四郎九郎(のちに白太夫)の三つ子の兄弟(梅王丸・松王丸・桜丸)の忠義と情愛の狭間で苦しむ家族もようが描かれています。

菅原伝授手習鑑「道行詞の甘替」

菅原伝授手習鑑「車曳の段」

菅原伝授手習鑑「桜丸切腹の段」
第1部は、三つ子の末弟・桜丸が飴売りに身をやつし、帝の弟宮・斎世親王と菅丞相の養女・苅屋姫を守護しながら土師の里へと向かう「道行詞の甘替」(国立文楽劇場初上演)から始まります。菅丞相に謀反の疑いがかけられた原因は、二人の道ならぬ恋でした。菅丞相の流罪への責任を強く感じた桜丸の悲劇へとつながります。
菅丞相に仕える梅王丸と斎世親王に仕える桜丸は、主を失い浪人の身の上に。一方、松王丸は敵方の藤原時平に仕えています。
父親の古稀の祝儀に集まった兄弟は遺恨から喧嘩となり、松王丸は勘当を願い出て離反することに。しかし松王丸は、どうやら本心を隠しているようです。
さて、政争に巻き込まれた親と三つ子の兄弟の覚悟と涙の運命はいかに。。。
◆第2部 『菅原伝授手習鑑』
(北嵯峨の段、寺入りの段、寺子屋の段)

菅原伝授手習鑑「北嵯峨の段」

菅原伝授手習鑑「寺入りの段」

菅原伝授手習鑑「寺子屋の段」
第2部は、菅丞相の御台所が隠れ住む北嵯峨の草庵が舞台となる「北嵯峨の段」から始まります。この草庵にも菅丞相の政敵・藤原時平の追手が迫り、桜丸の女房・八重が討たれて御台所が連れ去られます。。。
この段も国立文楽劇場初登場ですが、上演回数の多い「寺子屋の段」への伏線となっており、深い悲しみと感動の展開をより分かりやすく感じられるでしょう。
菅丞相の弟子・武部源蔵は、寺子屋に匿まっている丞相の一子・菅秀才を守るため、新入りの小太郎を身代わりにたてます。そこに松王丸が検分役に現れ。。。
息をのむ緊張の後の種明かしで、心揺さぶられるクライマックスへ。
◆第3部 『二人禿』『ひらかな盛衰記』

二人禿
『二人禿』は、京・島原の遊郭を舞台にした景事です。可憐な振袖を着た仲良しの禿二人が、羽根つきや手毬に興じながら、廓くらしの苦労を唄って踊っています。春のうららかな中で遊んでいると、禿たちは楽しくなって気を取り直していくようです。華やかな廓の風景の中、あどけない禿たちの哀愁滲む姿が描かれます。
※「禿(かむろ)」は遊郭で格の高い遊女に付いてお世話をしながら、礼儀作法や芸事を身につける幼女。

ひらかな盛衰記「神崎揚屋の段」
『ひらかな盛衰記』は、『源平盛衰記』を平仮名で読むように分かりやすく書き下したという意味を込めて"ひらかな"と題されています。源平合戦の中、義経の木曾義仲討伐から一の谷の合戦までの間を、樋口次郎兼光の忠節物語と、梶原源太景季と腰元・千鳥(後に傾城・梅ヶ枝)の恋愛を焦点に脚色された物語。
その中、今回は宇治川の合戦の先陣争いで知られる風流男・源太に尽くす梅ヶ枝の献身を描いた四段目の上演です。
宇治川の先陣争いに敗れたことで勘当された源太は、恋人千鳥とともに摂津国まで落ち延びてきました。源太は香島の里で辻法印の家に匿われ、千鳥はほど近い神崎で遊女となり、梅ヶ枝を名乗ります。
にぎわう神崎の揚屋・千年屋で梅ヶ枝は、源太が義経の陣に参じられるように、質入れした鎧を取り戻そうとお金の工面に苦慮します。切羽詰まった梅ヶ枝は無間地獄も顧みず奇跡を念ずると、本当に奇跡が降ってきましたが、同時に二人の関係に緊迫が。。。
しかし奇跡のからくりが明かされて、源太は晴れて鎧をまとい、梅の枝を箙に挿して出陣して行くのでした。
**************************
さまざまな花々が一斉にほころび、陽気があふれる季節となりました。この春はちょっと粋に国立文楽劇場で文楽鑑賞と洒落込みませんか。
当文楽公演では、舞台鑑賞の一助となる字幕サービスがございます。また、あらすじや見どころを紹介する解説書(詞章が掲載された床本集付き・700円)や、舞台の進行に対応した同時解説イヤホンガイドのレンタル(800円)もご利用ください。文楽になじみのない方でも、わかりやすくお楽しみいただけることでしょう。
令和8年4月文楽公演(国立文楽劇場)
◆演目と公演時間
・第1部 午前11時開演(午後2時20分終演予定)
『菅原伝授手習鑑』
道行詞の甘替
車曳の段
茶筅酒の段
喧嘩の段
訴訟の段
桜丸切腹の段
・第2部 午後3時開演(午後5時終演予定)
『菅原伝授手習鑑』
北嵯峨の段
寺入りの段
寺子屋の段
・第3部 午後5時30分開演(午後8時5分終演予定)
『二人禿』
『ひらかな盛衰記』
辻法印の段
神崎揚屋の段
奥座敷の段
◆料金<全席均一・税込>
・第1部…一般6,700円(学生4,700円)
・第2部…一般6,000円(学生4,200円)
・第3部…一般6,000円(学生4,200円)
【菅原セット割引(第1部・第2部同時購入限定★)】 12,000円
★菅原セット割引は、第1部・第2部の二部を同時に購入した場合にのみ適用されます。
※障害者の方と介護者1名は2割引です(他の割引と併用不可)。
※インターネットでも学生料金・障害者割引による申し込みが可能です。
◆チケットのお申込み
国立劇場チケットセンター
[電話予約](午前10時~午後6時) 0570-07-9900 03-3230-3000(一部IP電話等)
[インターネット予約]国立劇場チケットセンター https://ticket.ntj.jac.go.jp/
◆公演情報詳細
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2026/2026bunraku04/
◇演目紹介 <文化デジタルライブラリー>
『菅原伝授手習鑑』
https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc23/index.html
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4月文楽公演(国立文楽劇場)
4月4日より国立文楽劇場で「4月文楽公演」が始まりました。
第1部と第2部は初演から280年を迎える人形浄瑠璃三大名作のひとつ、"学問の神様"で知られる菅原道真の悲劇を描いた『菅原伝授手習鑑』です。第3部は愛らしく華やかに禿が遊ぶ『二人禿』と、源平合戦を題材とした時代物の大作『ひらがな盛衰記』の四段目を上演します。
それでは、各部の演目を本公演の舞台写真とともにご紹介いたしましょう。4月26日(日)までの公演です、どうぞお見逃しなく!
◆第1部 『菅原伝授手習鑑』
(道行詞の甘替、車曳の段、茶筅酒の段、喧嘩の段、訴訟の段、桜丸切腹の段)
『菅原伝授手習鑑』は、政敵・藤原時平の陰謀による菅原道真(作中では菅丞相)の大宰府への左遷や、丞相に恩顧を受けた四郎九郎(のちに白太夫)の三つ子の兄弟(梅王丸・松王丸・桜丸)の忠義と情愛の狭間で苦しむ家族もようが描かれています。

菅原伝授手習鑑「道行詞の甘替」

菅原伝授手習鑑「車曳の段」

菅原伝授手習鑑「桜丸切腹の段」
第1部は、三つ子の末弟・桜丸が飴売りに身をやつし、帝の弟宮・斎世親王と菅丞相の養女・苅屋姫を守護しながら土師の里へと向かう「道行詞の甘替」(国立文楽劇場初上演)から始まります。菅丞相に謀反の疑いがかけられた原因は、二人の道ならぬ恋でした。菅丞相の流罪への責任を強く感じた桜丸の悲劇へとつながります。
菅丞相に仕える梅王丸と斎世親王に仕える桜丸は、主を失い浪人の身の上に。一方、松王丸は敵方の藤原時平に仕えています。
父親の古稀の祝儀に集まった兄弟は遺恨から喧嘩となり、松王丸は勘当を願い出て離反することに。しかし松王丸は、どうやら本心を隠しているようです。
さて、政争に巻き込まれた親と三つ子の兄弟の覚悟と涙の運命はいかに。。。
◆第2部 『菅原伝授手習鑑』
(北嵯峨の段、寺入りの段、寺子屋の段)

菅原伝授手習鑑「北嵯峨の段」

菅原伝授手習鑑「寺入りの段」

菅原伝授手習鑑「寺子屋の段」
第2部は、菅丞相の御台所が隠れ住む北嵯峨の草庵が舞台となる「北嵯峨の段」から始まります。この草庵にも菅丞相の政敵・藤原時平の追手が迫り、桜丸の女房・八重が討たれて御台所が連れ去られます。。。
この段も国立文楽劇場初登場ですが、上演回数の多い「寺子屋の段」への伏線となっており、深い悲しみと感動の展開をより分かりやすく感じられるでしょう。
菅丞相の弟子・武部源蔵は、寺子屋に匿まっている丞相の一子・菅秀才を守るため、新入りの小太郎を身代わりにたてます。そこに松王丸が検分役に現れ。。。
息をのむ緊張の後の種明かしで、心揺さぶられるクライマックスへ。
◆第3部 『二人禿』『ひらかな盛衰記』

二人禿
『二人禿』は、京・島原の遊郭を舞台にした景事です。可憐な振袖を着た仲良しの禿二人が、羽根つきや手毬に興じながら、廓くらしの苦労を唄って踊っています。春のうららかな中で遊んでいると、禿たちは楽しくなって気を取り直していくようです。華やかな廓の風景の中、あどけない禿たちの哀愁滲む姿が描かれます。
※「禿(かむろ)」は遊郭で格の高い遊女に付いてお世話をしながら、礼儀作法や芸事を身につける幼女。

ひらかな盛衰記「神崎揚屋の段」
『ひらかな盛衰記』は、『源平盛衰記』を平仮名で読むように分かりやすく書き下したという意味を込めて"ひらかな"と題されています。源平合戦の中、義経の木曾義仲討伐から一の谷の合戦までの間を、樋口次郎兼光の忠節物語と、梶原源太景季と腰元・千鳥(後に傾城・梅ヶ枝)の恋愛を焦点に脚色された物語。
その中、今回は宇治川の合戦の先陣争いで知られる風流男・源太に尽くす梅ヶ枝の献身を描いた四段目の上演です。
宇治川の先陣争いに敗れたことで勘当された源太は、恋人千鳥とともに摂津国まで落ち延びてきました。源太は香島の里で辻法印の家に匿われ、千鳥はほど近い神崎で遊女となり、梅ヶ枝を名乗ります。
にぎわう神崎の揚屋・千年屋で梅ヶ枝は、源太が義経の陣に参じられるように、質入れした鎧を取り戻そうとお金の工面に苦慮します。切羽詰まった梅ヶ枝は無間地獄も顧みず奇跡を念ずると、本当に奇跡が降ってきましたが、同時に二人の関係に緊迫が。。。
しかし奇跡のからくりが明かされて、源太は晴れて鎧をまとい、梅の枝を箙に挿して出陣して行くのでした。
**************************
さまざまな花々が一斉にほころび、陽気があふれる季節となりました。この春はちょっと粋に国立文楽劇場で文楽鑑賞と洒落込みませんか。
当文楽公演では、舞台鑑賞の一助となる字幕サービスがございます。また、あらすじや見どころを紹介する解説書(詞章が掲載された床本集付き・700円)や、舞台の進行に対応した同時解説イヤホンガイドのレンタル(800円)もご利用ください。文楽になじみのない方でも、わかりやすくお楽しみいただけることでしょう。
令和8年4月文楽公演(国立文楽劇場)
◆演目と公演時間
・第1部 午前11時開演(午後2時20分終演予定)
『菅原伝授手習鑑』
道行詞の甘替
車曳の段
茶筅酒の段
喧嘩の段
訴訟の段
桜丸切腹の段
・第2部 午後3時開演(午後5時終演予定)
『菅原伝授手習鑑』
北嵯峨の段
寺入りの段
寺子屋の段
・第3部 午後5時30分開演(午後8時5分終演予定)
『二人禿』
『ひらかな盛衰記』
辻法印の段
神崎揚屋の段
奥座敷の段
◆料金<全席均一・税込>
・第1部…一般6,700円(学生4,700円)
・第2部…一般6,000円(学生4,200円)
・第3部…一般6,000円(学生4,200円)
【菅原セット割引(第1部・第2部同時購入限定★)】 12,000円
★菅原セット割引は、第1部・第2部の二部を同時に購入した場合にのみ適用されます。
※障害者の方と介護者1名は2割引です(他の割引と併用不可)。
※インターネットでも学生料金・障害者割引による申し込みが可能です。
◆チケットのお申込み
国立劇場チケットセンター
[電話予約](午前10時~午後6時) 0570-07-9900 03-3230-3000(一部IP電話等)
[インターネット予約]国立劇場チケットセンター https://ticket.ntj.jac.go.jp/
◆公演情報詳細
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2026/2026bunraku04/
◇演目紹介 <文化デジタルライブラリー>
『菅原伝授手習鑑』
https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc23/index.html
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