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今、求められる宗教の役割とは - 東南アジアの視点から

ASEAN各国の次世代の宗教研究者、実務家ら10名が、東京、宮城を訪問

国際交流基金(JF)は、昨年度から JF 東南アジア・パートナーシップ (JFSEAP) ・プログラムの一環として、ASEAN次世代専門家グループ招へいを実施しています。本年度は「宗教間対話」をテーマとしてASEAN諸国10か国から宗教の社会活動や政策に携わる次世代の学者、知識人、実務家など10名を招へいし、東京と宮城でフェローシップ・プログラムを実施します。



東京では、日本の実務家・専門家も交えてラウンドテーブルを実施し、大塚モスクや明治神宮など都内の宗教関連施設のほか、山谷地区を訪問します。
宮城県では東北大学での意見交換とともに、石巻モスクや洞源院などを訪問し、震災時に宗教家や宗教施設が果たした役割について知見を共有します。
最終日にはプログラムの総括として、「地域社会の分断と宗教」、「災害による分断と宗教」、「若者の孤立と宗教」をテーマに公開イベントを行います。

ASEAN次世代専門家グループ招へい訪日研修

主催 :国際交流基金(JF)
主要日程:
1 月 26 日(月) オリエンテーション、関係者間懇談、大塚モスク等訪問
1 月 27 日(火) 若者の孤独と宗教ラウンドテーブル、東京・山谷地域訪問(光照院等)
1 月 28 日(水) 明治神宮、東洋英和女学院中高等部訪問
1 月 29 日(木) 東日本大震災と宗教(東北大学臨床宗教師、カフェ・デ・モンク等)講義
1 月 30 日(金) 石巻モスク、洞源院訪問
1 月 31 日(土) 東北プログラム振り返り
2 月 1 日(日) 研究日(都内自由行動・パネル準備等)
2 月 2 日(月) 午前:日本の東南アジア研究者とのクローズドセッション
午後:公開パネルディスカッション、レセプション(於:国際文化会館)

事業アドバイザー:木村敏明(東北大学大学院文学研究科研究科長、学部長)
事業概要:https://www.jpf.go.jp/j/project/intel/exchange/jfseap/gi_inbound/

公開セッション:「今、求められる宗教の役割とは - 東南アジアの視点から」

宗教は、長い歴史の中で人々の心を支え、社会に貢献してきました。倫理や道徳の基盤をつくり、困っている人を助け、コミュニティを育む。そんな役割を果たしてきた一方で、現代では宗教が社会的な分断の原因と見られることもしばしばあります。
東南アジアからの参加者は、イベントに先立ち東京と宮城で、日本社会で様々な宗教による地域レベルでの取り組みを視察。その視察を踏まえ、本イベントでは、東南アジアとともに「宗教がどうすれば分断ではなく、共生と協力の基盤になれるのか」を一緒に考えます。

日時:2026年2月2日(月) 15:30~17:30(2時間)
会場:国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール(東京都港区六本木5丁目11-16)
次第:
15:30- 主催者挨拶(佐藤百合 国際交流基金参与)
15:35- 第1セッション 地域社会の分断と宗教
小川 忠 跡見学園女子大学教授(モデレーター)
Chhour Sopannha 宗教省 大臣官房長官兼次官(カンボジア)
Tran Thi Phuong Anh ベトナム社会科学アカデミー 人類学・宗教学研究所 上級研究員(ベトナム)
Ishmael Ikbala Bahjin フィリピン共和国大統領和平・和解・統一担当顧問室 社会的癒しと平和構築局(SHAPEO)ディレクター/プログラム責任者(フィリピン)
Mohamed Imran Mohamed Taib ダイアローグセンター 創設ディレクター(シンガポール)
16:10- 第2セッション 災害による分断と宗教
木村 敏明 東北大学文学研究科長 学部長(モデレーター)
Alisa Hasamoh プリンス・オブ・ソンクラー大学 人文社会科学部 パッタニーキャンパス 助教授(タイ)
Arief Subhan B. Arman Asyraf Baldev マレーシア国際イスラーム大学イスラーム啓示知識・人文科学学部(クッリヤ) 特別研究員(マレーシア)
Buddhapiya アナワラター・リーダーシップ大学 創設者兼学長(ミャンマー)
16:50- 第3セッション 若者の孤立と宗教
河野 毅 東洋英和女学院大学教授 (モデレーター)
Ema Rahmawati セブラック・ジョンバン・ポンドック・プサントレン・ホイリヤ・ハシム校 校長(インドネシア)
Mohammad Hilmy Baihaqy Bin Haji Awang Yussof ブルネイ宗教大学 国際・広報センター 所長(ブルネイ)
Antonio Quenser do Balino do Carmo 東ティモール・ディリ大司教区 カトリック教区司祭(東ティモール)
言語:日英同時通訳
参加方法:無料 要事前登録 https://forms.office.com/r/VzftFWLYXw
協力:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所基幹研究「社会性の人類学的探究:トランスカルチャー状況と寛容/不寛容の機序」 JSPS学術知共創プログラム「身体性を通じた社会的分断の超克と多様性の実現」、AA研コタキナバル・リエゾンオフィス(KKLO)




国際交流基金(JF)は「日本の友人をふやし、世界との絆をはぐくむ。」をミッションに、「文化芸術交流」「日本語教育」「日本研究・国際対話」を推進する独立行政法人です。
JF 東南アジア・パートナーシップ (JFSEAP) ・プログラムは、グローバルな取り組みが求められる国際的な共通課題の解決に向けた日本とASEANのシンクタンク・大学等研究機関の政策志向の協働プロジェクトに対する支援や、そうした課題に取り組む若手・次世代の研究者及び実務家の育成、ネットワークの構築の促進等を通じて、日本とASEANの間の対話と交流の場の構築に貢献することを目指しています。
本プログラムは、JFが推進する「次世代共創パートナーシップ-文化のWA2.0-」の一環として実施されます。
このプロジェクトは、2024年から10年間にわたってASEANを中心とするアジア諸国と、日本語教育、文化芸術、日本研究、国際対話の分野で、互いの価値を認め合う、包括的な人的交流プロジェクト「次世代共創パートナーシップ-文化のWA2.0-」を展開しています。
日本語パートナーズ事業と双方向の知的・文化交流事業を軸に、心と心のふれあいを通じて、多層的な人的ネットワークの強化や、対象地域と日本との将来にわたる強い信頼関係の構築を目指します。


◆日本語パートナーズ事業
アジアの中学・高校などで日本語を教える教師やその生徒のパートナーとして、授業のアシスタントや日本文化の紹介をする人を派遣しています。

◆双方向の知的・文化交流事業
相互理解の上に成り立つコラボレーションの機会を創出することで、人と人の強い絆を培い、世界の架け橋となる次世代人材を育てます。


次世代共創パートナーシップ-文化のWA2.0-公式サイト https://asiawa.jpf.go.jp/ では、これまでの取り組みを記事や動画で掲載しています。ぜひ、ご覧ください。

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