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【注目イベント】美術史家と校正者が名画を"読む"技術を語り合う--対面&オンライン開催!申込受付中!

株式会社朝日出版社は2026年01月20日(火)、ジュンク堂書店池袋本店にて『なぜ、これが名画なの?様式の歴史から読み解く』刊行記念イベントを開催いたします。




「名画」と呼ばれる絵を前にして、どこを見ればいいのか、戸惑ったことはありませんか?
『なぜ、これが名画なの?』は、あなたにも"絵を見る眼"があることを教えてくれる一冊。時代ごとに変化する「様式(スタイル)」の見方を、どの本よりもわかりやすく解き明かしています。

このたび、『なぜ、これが名画なの?』の刊行を記念して、著者の秋田麻早子さんと、本書の校正をご担当いただいた校正者・牟田都子さんによる対談を開催します。

牟田都子さんは、校正に関するエッセイ『文にあたる』の著者で、アンソロジー『贈り物の本』でも編集・執筆を担当されています。いわば、「文章がどういう姿であるべきか」を見極めるプロフェッショナルです。

もともと「スタイル」は、文章の「文体」を指す言葉。絵画にも、筆触・色・構図から成る"文体"があり、それを読むことで、作家の個性や時代の価値観が見えてきます。
本対談では、スタイルを読む=絵や文章の"声"を聞き取る、というお二人の共通点を入り口に、「見ているつもりで見えていないもの」をどう見つけるかを深掘りします。
本には入らなかった内容のミニ・レクチャーつきなので、本をすでに読んだ方にも、未読の方にも楽しんでいただけます。

美術史研究と校正は、一見まったく違う仕事に見えますが、実は共通点があります。どちらも、その作品が「どういう性質のものか」「どんな姿がふさわしいのか」を見極め、作品そのものからルールを引き出すことが必要です。
絵画でも、文章でも、その作品がどういうもので、どう成りたがっているのかーーその"声"を聞き取るためのコツを、お二人に教えていただきます。それはきっと、絵・文章のどちらを鑑賞するときにも大事になってくるはず。

探偵のように絵の構成要素を一つひとつたどる美術史家の視点と、文章を磨き上げる校正者の視点のクロスオーバー。はたして、作家独特の「文体(スタイル)」とはどこから生まれるのか、絵画と文章はどこが同じでどこが違うのか--スタイルを"読む"ことの技術と楽しみを語り合います。

美術ファンはもちろん、絵でも文章でも、作品の真実を読み取るにはどうしたらいいのか、作品の声とは何かについて考えてみたい方、言葉に携わる方にもおすすめです。
作品鑑賞がぐっと身近になる特別な一夜を、ぜひご一緒ください。
秋田麻早子さんによる特別冊子のお土産つきです

登壇者紹介



秋田 麻早子(あきた・まさこ)美術史研究家
岡山県岡山市生まれ。2002年テキサス大学オースティン校美術史学科修士課程修了(MA)。専攻はメソポタミア美術で、トークン研究で知られるシュマント=ベッセラに師事。著書に『なぜ、これが名画なの?』『絵を見る技術』(朝日出版社)などがある。現在、『週刊文春』にて「名画レントゲン」を連載中。





牟田 都子(むた・さとこ)校正者
東京都生まれ。図書館員を経て出版社の校閲部に勤務、2018年より個人で書籍の校正を行う。著書に『文にあたる』(亜紀書房)、『校正・校閲11の現場 こんなふうに読んでいる』(アノニマ・スタジオ)、共著に『あんぱん ジャムパン クリームパン 女三人モヤモヤ日記』(亜紀書房)、『本を贈る』(三輪舎)、編著に『贈り物の本』(亜紀書房)などがある。



イベント日時

開催日時:2026年1月20日(火)19:00~20:30
開催場所:ジュンク堂書店池袋本店
https://honto.jp/store/detail_1570019_14HB320.html

※当日ご参加いただけない場合でも、アーカイブ配信をご用意しております。
アーカイブ配信はイベント開催日翌日の15時から配信いたします。
詳細・お申し込みはこちら

『なぜ、これが名画なの?』書店・オンラインで好評発売中!




ISBN:9784255014067
発売:株式会社朝日出版社
判型・頁数:四六判・312頁
ホームページ:https://www.asahipress.com/bookdetail_norm/9784255014067/

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