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令和6年度プンカㇻ協働PRイベント「Punkar network×KYOTO 2025 キヤウト コタン - 京都でふれるアイヌ文化」

国立アイヌ民族博物館 2024プンカㇻ協働PRイベント




プンカㇻ協働PRイベントは、アイヌ文化でつながる博物館等ネットワーク事業(愛称プンカㇻ)の事業として、国立アイヌ民族博物館と北海道を中心とした国内73の会員機関が連携・協力してアイヌ文化を紹介するイベントです。北海道外を中心に、広く一般に向けてアイヌの歴史・文化等に関する正しい認識と理解を促進するため、プンカㇻ会員機関と協働でワークショップやトークイベントを実施します。
本イベントでは衣服の着用、民具や素材をさわる体験イベントのほか、関西圏のアイヌ文化とかかわりの深い人物を紹介するパネル解説とトークイベントなどを実施します。これらを通じて、アイヌの歴史や文化を身近に感じることで、現代社会における多様性を受け入れ、尊重することに努めるとともに、アイヌ民族が置かれた現状について考える契機とすることを目指します。
今回、初めて京都市内において、プンカㇻ会員機関やウポポイのPRを実施する機会を迎えます。また、京都国立博物館の公式キャラクターのトラりんとウポポイPRキャラクターのトゥレッポんによる初のコラボ企画も実施予定です。

※「プンカㇻ」とは、ブドウ、サルナシなどの植物の蔓のことを意味し、ネットワーク事業の「繋がり」や「広がり」から連想した名称です。

1.基本情報
■ イベント名称
令和6年度プンカㇻ協働PRイベント
「Punkar network×KYOTO 2025 キヤウト コタン - 京都でふれるアイヌ文化」

※キヤウト コタンは「京都」を表すアイヌ語です。19世紀のアイヌ語資料に登場します。
■ 実施体制
主催:国立アイヌ民族博物館
共催:松浦武四郎記念館、大黒屋光太夫記念館、石水博物館、京都文化博物館、京都府立図書館
協力:京都国立博物館
後援:公益社団法人北海道アイヌ協会
■ 関連イベント
<京都国立博物館 明治古都館>
ワークショップ
「アイヌ民具にふれてみよう!」
3月13日(木)~3月23日(日)
衣服の着用や、民具と素材をさわる体験ができます。期間中は常時開催。
※混雑時やイベント開催時はお待ちいただく場合があります。

イタ(盆)

マキリ(小刀)

「マグネットしおりづくり」
3月22日(土)、3月23日(日)11:00~12:00、各回先着30名
講師 飯岡郁穂 旭川市博物館学芸員
衣服の文様のマグネットしおりをつくります。

アットゥㇱ(樹皮衣)

ワークショップ「マグネットしおりづくり」

トークイベント
「京都大学樺太演習林のあった古丹岸周辺の樺太アイヌの話」
3月15日(土)11:00~11:45
講師 宮川 琢 北海道立北方民族博物館学芸員
北海道立北方民族博物館所蔵の樺太アイヌの絵葉書や、ピウスツキが撮影した写真などを通して、京都大学樺太演習林のあった古丹岸周辺の樺太アイヌの暮らしを紹介します。

「北海道人松浦武四郎と京都」
3月15日(土)14:00~15:00
講師 山本 命 松浦武四郎記念館館長
北海道やアイヌ民族と深く関わった松浦武四郎(三重県松阪市出身)は、晩年の天神信仰で北野天満宮などに神鏡を奉納しています。また、幕末に京都の本草学者・山本亡羊とも交流しており、京都との関わりを紐解きながら、その生涯をたどります。

「京都大学樺太演習林のあった古丹岸周辺の樺太アイヌの話」
3月16日(日)11:00~11:45
講師 宮川 琢 北海道立北方民族博物館学芸員
北海道立北方民族博物館所蔵の樺太アイヌの絵葉書や、ピウスツキが撮影した写真などを通して、京都大学樺太演習林のあった古丹岸周辺の樺太アイヌの暮らしを紹介します。

「北海道の地名について」
3月16日(日)14:00~14:30
講師 森岡健治 国立アイヌ民族博物館教育普及室室長
北海道内の地名は明治以降に漢字表記へと転換されます。しかし、その多くはもともとアイヌ語由来の意味があることを紹介します。

松浦武四郎と物産会」
3月18日(火)14:00~14:30
講師 永野正宏 文化庁国立アイヌ民族博物館運営推進調査官
幕末の京都で開かれた平安読書室物産会に、松浦武四郎が北海道内の生物を出品しています。そこで、武四郎と物産会、出品物の産地である北海道、ひいてはアイヌ民族との関わりについて紹介します。

「松浦武四郎と物産会」
3月19日(水)14:00~14:30
講師 永野正宏 文化庁国立アイヌ民族博物館運営推進調査官
幕末の京都で開かれた平安読書室物産会に、松浦武四郎が北海道内の生物を出品しています。そこで、武四郎と物産会、出品物の産地である北海道、ひいてはアイヌ民族との関わりについて紹介します。

「松浦武四郎と物産会」
3月20日(木)14:00~14:30
講師 永野正宏 文化庁国立アイヌ民族博物館運営推進調査官
幕末の京都で開かれた平安読書室物産会に、松浦武四郎が北海道内の生物を出品しています。そこで、武四郎と物産会、出品物の産地である北海道、ひいてはアイヌ民族との関わりについて紹介します。

「アイヌの装い」
3月21日(金)14:00~14:30
講師 宮地 鼓 国立アイヌ民族博物館研究交流室室長補佐
アイヌの衣服は刺繍や本州から交易で入手した絹や木綿など多彩な布で文様が施されています。文様や素材、そしてさまざまな服飾品について紹介します。

「近現代アイヌ史のなかの<京都>」
3月22日(土)15:30~16:30
講師 小川正人 北海道博物館学芸副館長、プンカㇻ運営委員会委員長
アイヌ史、特に近現代のアイヌ史には、<京都>にかかわることが、何度も登場します。それらの中からいくつかの事例をご紹介しながら、近現代のアイヌ史を京都という視点から考えます。

「アイヌの装い」
3月23日(日)16:00~16:30
講師 宮地 鼓 国立アイヌ民族博物館研究交流室室長補佐
アイヌの衣服は刺繍や本州から交易で入手した絹や木綿など多彩な布で文様が施されています。文様や素材、そしてさまざまな服飾品について紹介します。
ウポポイPRイベント
「ウポポイのみどころ紹介 -トゥレッポんも遊びにくるよ!-」
3月22日(土)14:00~14:30

「トラりんと共演!一緒に記念撮影しませんか♪」
3月23日(日)13:00~13:30、15:00~15:30

ウポポイPRキャラクター 「トゥレッポん」 画像提供:(公財)アイヌ民族文化財団

<京都文化博物館>
映像上映イベント
「アニメでみるアイヌのお話」
3月22日(土)13:30~14:30
講師 内田祐一 文化庁アイヌ文化振興調査官
『オルㇱペ スウォㇷ゜』※より、『ハツカネズミが酒をつくった』などのアイヌの物語をもとにしたアニメを上映し、アイヌの物語世界やアイヌ文化について解説します。
※2015~2017年 公益財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構制作 アニメーション作品
<京都府立図書館>
アイヌの歴史や文化に関する図書のミニコーナー
3月13日(木)~3月23日(日)
会期中は常時開催

■ 会場・会期・入館料
<京都国立博物館 明治古都館> https://www.kyohaku.go.jp/jp/
京都府京都市東山区茶屋町527
会期:令和7年3月13日(木)~3月23日(日)
休館日:月曜日
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
※3月14日(金)・21日(金)は9:30~20:00(入館は19:30まで)
参加費:京都国立博物館の入館料(一般700円、大学生350円、高校生以下は無料)

京都国立博物館 明治古都館外観


<京都文化博物館> https://www.bunpaku.or.jp/
京都府京都市中京区高倉通り三条上る東片町623-1
会期:令和7年3月22日(土)13:30~14:30
内容:アイヌ文化に関する映像上映およびトークイベント
参加費:京都文化博物館の入館料(一般500円、大学生400円、高校生以下は無料)

京都文化博物館外観


<京都府立図書館> https://www.library.pref.kyoto.jp/
京都府京都市左京区岡崎成勝寺町
会期:令和7年3月13日(木)~3月23日(日)
休館日:月曜日
開館時間:9:30~19:00
※3月15日・16日・20日・22日・23日は9:30~17:00
内容:アイヌの歴史と文化の関連図書紹介
入館料:無料

京都府立図書館外観


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