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オーティコン補聴器、言語聴覚士を目指す方向けの 「みみともサマーキャンプ」を今年も開催

~聴覚分野の魅力と最新研究を学べる3日間、参加者満足度、90%超えの恒例イベント~


120年の歴史を持つデンマークに本社を置く補聴器メーカー、オーティコン補聴器(本社:神奈川県川崎市、プレジデント:齋藤 徹、以下 オーティコン)は、言語聴覚士を目指す学生を対象に「オーティコン補聴器みみともサマーキャンプ」を2024年8月8日(木)~10日(土)に開催いたします。 本イベントのお申し込みは、5月20日(月)より、特設サイト上で開始いたします。
オーティコンは、聞こえによる悩みを抱える方々が、先進技術によってより豊かな人生を送ってほしい、と願い、日々製品開発を行っています。難聴者の聞こえを改善するためには、優れた製品だけでなく、カウンセリングやフィッテイングなど、専門家によるサポートも重要です。




しかしながら、日本は海外と比べ聴覚の専門家が少なく、専門家による十分なサポートがされていません。日本で聴覚の専門家にあたる、言語聴覚士の有資格者数は2023年現在、約4万人ですが、聴覚分野を対象としている協会会員は、全体の約13%程度となっています。臨床実習については聴覚領域の実習施設が少ないため、経験できない学生がいることが多くの養成校の悩みとしてあげられており、最新機器に触れ、聴覚エリアの魅力や可能性を知る機会が少ない状況です。
一般社団法人 日本言語聴覚士協会ホームページのデータより

オーティコンは未来の聴覚ケアを支える専門家の育成をサポートし、業界の活性化を目的として、2019年に本イベントを開始、今年で6回目の開催(うち2回、2020年、2021年はコロナ渦のため、オンラインでの開催)となります。 本イベントでは、聴覚エリアで活躍中の言語聴覚士や、オーディオロジスト、補聴器適合判定医など、第一線で活躍されている方々の講演や、世界的な聴覚ヘルスケアグループ、デマントがもつ最新の知見や機器に触れることができ、ここでしか体験できない内容を多数提供しています。イベント参加の最大のメリットとして多くの参加者があげている点は「同じ志をもつ仲間に出会えたこと」で、イベント後も同じ目標に向かって切磋琢磨していることが報告されています。

オーティコン補聴器 みみともサマーキャンプの特長
■ 活躍中の先輩言語聴覚士から体験や経験談を聞く機会がある
■ 国内外の魅力的なスピーカーから聴覚に関する最新の知見や情報を学べる
■ VR 技術を活用した難聴の疑似体験や最新の補聴器機を体験する事ができ
■ 最新補聴器の製造工程現場を見学する事ができる
■ 箱根の温泉とグルメを楽しみながら同じ目標に向かう仲間に出会える

本イベント最終日に行った、参加者アンケートでは、「大変参考になった」、「参考になった」との回答があわせて90%を超えており、大変満足度が高いイベントであることが示されています。

イベント全体に対する評価(2022,2023年、参加者アンケート)

また、過去5回の参加者を対象に、本イベントが、参加者の進路/就職にどのように影響しているかを確認すべく今年行った調査では、52名から回答があり、全回答者の90%以上が、本イベントが参加者の学びや成長および、キャリア形成につながった、と回答しています。その主な理由として、「知識を深めることができた」「将来に役立った」「人脈を得ることができた」の3つが挙げられています。

さらに、この調査の回答者の、医療系で就労する社会人25名のうち、約20%が聴覚エリアで就労、学生(24名)の約60%が聴覚エリアでの就労を希望しているという結果がでており、言語聴覚士の聴覚エリアでの就労者率7%を大幅に上回る結果が出ています。

当時のイベント体験が、ご自身の学びや成長に繋がったと感じたか?
当時のイベント体験が、ご自身のキャリア形成に 影響を与えていると感じているか?

さらに、この調査の回答者の、医療系で就労する社会人25名のうち、約20%が聴覚エリアで就労、学生(24名)の約60%が聴覚エリアでの就労を希望しているという結果がでており、協会会員で、聴覚分野を対象としている言語聴覚士約13%を大幅に上回る結果が出ています。


将来就労を希望する分野 (学生)対象者:24名

現在の就労エリア(医療系・社会人) 対象者:25名

■オーティコン補聴器、プレジデント 齋藤徹のコメント
「この取り組みの開始から5年が経過し、じわじわと成果が出ていることを感じています。過去のイベント参加者(学生)の半数以上の回答者が、将来就労を希望するエリアに聴覚をあげている結果は驚きであり、同時に大変嬉しく思います。今後、こうした方々と共に業界を盛り上げ、業界を牽引したいと思います。今年も多くの方にご応募いただき、聴覚の魅力を知っていただけたら幸いです」

■イベント概要
開催日時: 2024年8月8日(木)~10日(土)
開催場所: ライムリゾート箱根
参加費用: 10,000円(税込)セミナー費用 / 宿泊・食事費用含む
交通費サポート:10,000円を超える分は当社が負担(但し、当事務局にて交通手配を行った場合)
募集対象: 言語聴覚士を目指す養成課程で学ぶ学生、及び聴覚に興味のある学生 (学年不問)
募集人数: 30名
受付期間: 2024年5月20日(月)~6月7日(金)
特設サイト: https://www.oticon.co.jp/event/sumcamp

▼オーティコン補聴器ホームページ
https://www.oticon.co.jp/

■オーティコン補聴器について
オーティコン(Oticon)は、1904年にデンマークで創設された補聴器業界におけるパイオニアです。企業理念として「Life-changing technology(ライフチェンジング テクノロジー)」を掲げ、難聴による制限のない世界の実現を目指し、製品開発と聴覚ケアの普及に取り組んでいます。オーティコンは補聴器業界で唯一、聞こえと脳に関する基礎研究所を擁するメーカーであり、そこに在籍する聴覚学、脳神経科学、電子工学など様々な分野の研究者と、13,000人以上のテストユーザーによって、常に先進的で革新的な補聴器テクノロジーが生み出されています。オーティコン製品の最大の特長は、脳から聞こえを考える「BrainHearing(TM)(ブレインヒアリング)」というアプローチです。「耳に音をどう届けるか」だけではなく、「脳が理解しやすい音を届けるにはどうするか」に着目した製品群は、第三者機関による確かなエビデンスに支えられ、世界100ヵ国以上で使用されています。日本でも1973年より補聴器の製造・販売を行っています。

■デマントグループについて
デマントは、1904年にデンマークのオーデンセで補聴器の輸入商から始まり、のちに補聴器の製造や診断機器、人工内耳事業へと参入していきました。現在、世界130か国以上でビジネスを展開しています。デマントは2つの点で世界唯一の企業です。第一に聴覚ヘルスケアにおける全ての分野をカバーしていること、第二に慈善財団(ウィリアム・デマント財団)が所有する聴覚ヘルスケア企業であることです。全デマントグループ21,000人強の従業員とともに、聴覚ヘルスケアや聞こえの改善の研究、製品開発を行っています。

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