街コンは高い!?広告代理店が街コンに行ってきたので費用対効果を検証してみた!

こんにちは。広告代理店の29歳(男性)です。取扱媒体はネットがメインで一部紙もやっています。純広/CPC/アフィ/SEM/SNS、場合によってはLPやクリエイティブの制作も行っており、クライアントの要望があれば基本なんでも(できる範囲で)やります!

自社メディアもあるのでその企画・提案・販売や自社サービスの出稿側もやってます。最近はオウンドメディアの提案が多かったりします。

街コンはセルフプロモーション!

街コンに参加することは、自分自身のプロモーションになります。
どういう相手にどういう自分をアピールしたいのか、検討し、実行していきます。

街コンといっても種類や形態は様々なパターンありますが、街コンは果たして本当に高いのか、費用対効果について広告代理店の視点で書いていきたいと思います。

交渉・補填無しの純広告!街コンの相場について

男性の街コン参加費用は値段だけ見ると高いと感想を持つ方が多くいます。一度の固定費(参加費用)で大体6,000~8,000円ぐらいが相場ではないでしょうか。もちろんイベント内容やエリアによってその金額は異なります。
昼に行われるランチコンだと全体的に安かったりします。
男性が多く集まりそうな街コン、例えばアニメ街コンでは男性が1万円近く掛かります。
一方で女性は男性より安く2,000~4,000円が相場です。場合によっては1000円以下や無料なんてイベントもありますので興味ある方はご確認下さい。

結論:街コンの平均リード単価は1,000円!他媒体と比べると良質!

出会いを求めるのであれば、出会い系サービス、合コン、街コン、結婚相談所、多岐渡るマッチングサービスがあり、それぞれメリットデメリットあります。

男性陣からすると街コンの参加費用は高いと感じられる方が多いですが、CPA(Cost Per Action)換算すると決して悪くはないです。
Actionの定義は個人情報(有効な連絡先)の取得と定めます。

マッチングサービスの料金とCPAをまとめてみた!

<出会い系サービス>
料金体系:初期無料~数千円のものがあり、あとはサービス利用に応じて金額が掛かります
コスト:0~3桁万円
CV数:0~3桁
※本当にサービスによるのでなんとも言えません。

<出会い系サービス:最近流行のSNSを使ったマッチングサービス>
コスト:月額 3,000~4,000円
CV数:数件~二桁ぐらい
想定CPA:500~1,000円

<キャバクラ>
コスト:5,000~7,000円
CV数:3~5件
想定CPA:1,500~2,000円
※後日営業の連絡が大量に来ます。

<合コン>
コスト:5,000~6,000円
CV数:3~5件
想定CPA:1,000~2,000円

<街コン>
コスト:6,000~8,000円
CV数:5~10件
想定CPA:700~1,400円

<結婚相談所>
コスト:150,000~300,000円
CV数:5~10件
想定CPA:30,000~50,000円

上記は体験と広告主から情報を基に値を算出してます。

CPAだけで見るとSNSを使ったマッチングサービスが安いですが、安全面や品質面では一度会っている合コンや街コンが良質と言えます。

街コンの場合、想定CPAは案件やクリエイティブによってもあまりブレません。この点については追って説明していきたいと思います。

結婚相談所の場合、CPAは高騰していますが、成婚率も高くなっています。
業界的にCPO(Cost Per Order=成果地点:結婚)は、大体30万円が平均値と言われてます。

広告代理店からすると、30万払って結婚する!みたいな感覚です。

街コン発注の前にレギュレーションを確認!

男性にとって高額な街コンの固定費ですが、レギュレーションを確認すると多くのイベントの注意書きにユーザーによる当日不参加や参加資格を満たしてない方や身分証確認ができない方はキャンセルとなり、返金不可となっております。支払い方法はクレジット決済となっており、前金制なので回収は難しいでしょう。

純広告、期間保証(決まったの日時の2時間程)、前入金、クリエイティブ(服装や髪形等の見た目)変更なしメニューの一度きりの勝負になります。
※運営者側の都合で街コンが開催されなかった場合は返金されます。

イベントの中には、
・事前のイベント情報に記載のあったユーザー(参加者)のイメージが実際とは異なる
・サイトにあった料理のクリエイティブが非常に誇張されていた
・想定UU(ユニークユーザー=参加者)や男女比が想定値と大きく乖離していた
といった感想を持つ方もいますが、返金可能な要件に上記は入ってないので返金は厳しいと言えます。

B to Cでのサービスにおいて、ユーザーはクライアントです。しかしサービス運営者側からするとユーザーは多くいるので、なかなか取り合ってもらうことはできず、お問い合わせもテンプレで返され返金や補填交渉などは基本できません。

大手街コンプレイヤーの街コンジャパンさんのレギュレーションはこちら「返金保証制度とは」からご確認下さい。

※広告代理店の立場として、想定と大きく乖離すると補填調整を行う場合があります。どうしても調整が難しい場合は、最初の発注内容の規約や保証無しプランであることを盾に突っぱねます。面倒ですが、レギュレーションは事前に確認しておきましょう!

KPI設定の重要性について

ただなんとなく街コンに参加してみる、誘われたから行ってみる、という方もいますが、高いお金、有限な時間を使って参加するのでKPI(Key Performance Indicator=重要業績評価指標)の設定が不可欠です。

後悔しないために何がどうなったら街コン参加して良かったと思えるか、成功とするか、定量的な目標があったほうが良いです。

街コンに限っていうと、KPIについてはCV数に尽きると思います。

その場でウケが良かった!楽しい!というのもありますが、良い出会いがどれだけあったか、連絡先を何件交換できたかというのが重要な指標ではないでしょうか。

CPA市場主義!ブランディングは意味がない!

総UUが3桁を超える街コンもあれば、総UUが10人ちょっとの小規模街コンもあります。
UU多い=IMP(ユーザーに見られる数)増加=露出が多く認知度が上がるかもしれませんが、街コンおいてそんなブランディングは全くの無意味です。
競合となるユーザーも同じだけIMPが増えているので優位性はないです。
ただし、クリエイティブに自信がある場合は大いに有効な手段です。

大事なのはCLと滞在時間!

CL(ユーザーとの直接会話数)×滞在時間(話した時間≒内容の深さ)=CV数です。

小規模~大規模UUイベントでも結局CLできるユーザーと滞在時間はある程度変わりません。大規模でフリーな街コンの場合、CLが増えても直帰率が高ければ結局CVRは下がってしまい、CPAは高騰してしまいます。

テーブルを囲った集団でのCLの場合は直接CLがなかったとしても間接CVが発生するケースがあります。

街コンでの着地CPAは再現性あり!

規模が違うイベントでも具体的な数値について下記に該当します。

・IMP:数百~数万回 ※重要ではない
・UU:数人~数百人 ※重要ではない
・CL:10~20人 ※重要である、3-4人の席×4-5回の移動想定
・CVR:50% ※重要である
・CV:5~10人 ※重要である

・固定費
男性の場合:約7,000円
女性の場合:約3,000円

・CPA
男性の場合: 700~1,400円です。
女性の場合: 300~600円です。

街コンの内容やその時出会う人との相性もありますが、何回か参加した街コンでの着地CPAはあまりブレない結果でした。

また、クリエイティブが一定であれば街コンのフロー上、CL数やCV数についてもそこまで想定とずれることはないです。
※その後の承認作業には影響が出てくる可能性があります。

男性陣のCPA1,000円は高いのか?

プロモーションを行うと考えると、安いです。
男女で値段の差はありますがインセンティブ訴求ではないので、1リード1,000円は他媒体と比較すると安価です。リアルで会えているので不正・悪戯ユーザーは少ないです。

A/Bテストできない環境でのCVRの上げ方

クリエイティブの改善は限界があります。
CL×滞在時間がCVを算出する計算式なので、CLと滞在時間を上げることができる媒体選定に注力することが最もCVRを高める早い方法です。

媒体選定方法

■得意なジャンルのイベントに参加する
趣味を題材にした街コンは多数あります。趣味を生かせる街コンであればトークも弾むのでCVRは上がります。

■優位性のある街コンに参加すること
対象条件や年齢制限が設けられている場合、優位に立てそうな条件の街コンに参加することで競合ユーザーとの比較で勝つことができます。

CPAだけだと品質面が、、、ということなので続編書きました。
【街コンの闇に迫る!?】広告代理店が街コンに行ってみたリアルなCPAとその後の承認作業!

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