
藤の名所・見頃
藤の花が見頃である例年4月下旬から5月上旬は気候も過ごしやすく、お出かけにはぴったりの季節。藤の名所は神社や公園、庭園など様々なスポットがあり、淡い紫色をはじめ、白やピンクなど綺麗な花を咲かせます。藤の名所と合わせて、それぞれの見ごろをご紹介します。
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人気のスポット
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鶴岡八幡宮
Photo by 光と風のなかへ & 追憶の鉄路
JR・江ノ電鎌倉駅から徒歩約10分の場所にある「鶴岡八幡宮」。康平6年(1063)源頼義が奥州を平定して鎌倉に帰り、源氏の氏神として出陣に際してご加護を祈願した京都の石清水八幡宮を由比ヶ浜辺にお祀りしたのが鶴岡八幡宮の始まり。藤の名所としても知られ、鎌倉での藤めぐりには欠かせないスポット。見頃となる4月中旬から5月上旬には境内は美しい薄紫や白い藤の花で彩られる。
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小石川後楽園
庭園のつくりは池を中心にした「回遊式築山泉水庭園」。随中国の名所の名前をつけた景観をちりばめ、中国文化を取り入れた様相が特徴。また、各地の景勝を模した湖・山・川・田園などの景観を公園内で表現している。 例年4月末から藤が見ごろを迎え、園内にある田園に淡い色で彩りを加える。都心ではなかなか見られない穏やかな田園の風景は多くの人の心を癒している。
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あしかがフラワーパーク
Photo by keabow
栃木県足利市にある「あしかがフラワーパーク」。350本以上の藤の花が咲きほこる「ふじのはな物語」と称される藤まつりは全国的にも有名。例年4月中旬から5月中旬ごろに行われ、80メートルに渡って続く藤の花のトンネル、珍しい八重の大藤棚などその美しさは国内のみにとどまらず国外からも評価されている。開催時期に並行して夜間における藤のライトアップも行われ、幻想的な雰囲気の中、色とりどりの藤の花が楽しめる。
栃木県足利市迫間町607
地図 -
神代植物公園
Photo by コダワリの女のひとりごと
約4,800種類、10万本・株の樹木が植えられている「神代植物公園」。 バラ園、ツツジ園、ウメ園、ハギ園をはじめ、植物の種類ごとに30ブロックに分けられている。 季節毎にたくさんの花々や植物がいきいきと茂り、実際に鑑賞しながら植物の知識を深めることが出来る。また、ほかにも園内にはヤマフジ・ノダフジなど13品種49本の藤が植えられている。例年4月下旬~5月上旬ごろに見頃を迎え、多くの人の目を楽しませている。
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平等院鳳凰堂
Photo by s2miiia
言わずと知れたことだが、10円玉に描かれていることで有名な平等院鳳凰堂。場所は京都府宇治市にある。院内にたくさんの国宝を有していることでも有名。池に映し出される平等院はとても美しい。観音堂の横にある藤棚は例年4月中旬から5月上旬にかけて見頃を迎える。地面につきそうな長さのある花房から「砂ずりの藤」とも呼ばれ、その美しさは多くの観光客の目を魅了している。国宝である平等院鳳凰堂とあわせて見る藤は趣がある。
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亀戸天神社
Photo by loveberrytokyo
東京一の藤の名所として知られる「亀戸天神社」。場所はJR亀戸駅から徒歩15分の場所にある。境内に100株以上植えられた藤が4月の下旬から一斉に咲き始め、池の水面に映る逆さ藤は多くの人の目を楽しませている。例年見頃の時期には藤まつりを行っており、期間中には夜になると藤のライトアップが行われる。静かな夜のなか、灯りに照らされた藤が水面に揺れる様子はとても幻想的。また、祭り期間中は土日・祝日を中心に「阿波踊り」や「江戸囃子」など様々なイベントが実施されている。
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旧芝離宮恩賜庭園
Photo by 下町っ子の上の空
小石川後楽園と共に、今東京に残る江戸初期の大名庭園の一。回遊式泉水庭園の特徴をよくあらわした庭園で、池を中心とした庭園の区画や石の配置は、趣があり見事。文化財保護法(第2条)により芸術観賞上価値の高い庭園として、名勝に指定されている。入り口付近に大きな藤棚があり、4月の下旬ごろから見頃を迎える。藤棚の隙間から漏れる光で、淡い紫色の藤がより一層映えて綺麗。
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古河総合公園
茨城県古河市にある「古河総合公園」。約25ヘクタールという広大な敷地の中に四季折々の花が咲き誇る。ピンク色の桃の花が美しく咲き、それにあわせて行われる桃祭りが有名な公園だが、藤の花も人気が高い。藤の花は藤棚が園内に4ヶ所あり、例年5月上旬には見頃を迎える。初夏の日の光をたっぷりと浴びた淡い色が綺麗な藤の花を楽しもう。
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横須賀しょうぶ園
神奈川県横須賀市にある「横須賀しょうぶ園」。全国有数のハナショウブの名所として広く知られているが、藤が綺麗に見られるスポットでもある。園内には11品種・250本の藤が植えられており、例年4月下旬から5月上旬にかけて紫や白、ピンクなど色とりどりの花を咲かせる。ハナショウブの見頃よりも少し早く、春らしいぽかぽかした気温のなか多くの人が藤を目当てに訪れ、園内は賑わいを見せる。
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大阪城公園
大阪の中央に位置する、総面積105.6haの広大な公園。大阪城天守閣をはじめとして大手門、千貫櫓、火硝蔵など13棟の歴史建造物を有する。また、約300本の桜を楽しめる西の丸庭園や、約100種、1270本の梅の花が咲き誇る梅林など、四季折々の自然を愛でることができるスポットとしても愛されている。藤も綺麗に見られ、ゴールデンウィークの前後にかけて見頃を迎える。
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春日大社
奈良県奈良市にある「春日大社」。およそ1300年前の平城京遷都に合わせて、日本の国の繁栄と国民の幸せを願い創建され、全国には3000にもおよぶ分社を持つ。 奈良公園にいる有名な鹿はこの春日大社の神様のおつかいとされ大切にされている。藤の見頃は例年4月末から5月上旬ごろまでで、ゴールデンウィーク頃に満開を迎え多くの人で賑わう。紫やピンクの花が華麗に咲き誇る。
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城南宮
京都市の中心から少し離れた場所にある「城南宮」。梅の名所として広く知られているスポットだが、例年4月下旬から5月上旬にかけては藤も綺麗に見られる。藤棚の大きさはそれほど大きくないが、初夏の花として淡い紫色の花が美しく咲き誇る。また、同時期には藤だけでなくツツジ、ヤマブキも見頃を迎え、3つの花の麗らかな共演が間近で見られるとあって、多くの観光客が城南宮を訪れる。
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葛井寺
Photo by ぎゃるまま日記 (ギャルママ日記)
大阪府藤井寺市「葛井寺(ふじいでら)」。三尺藤と呼ばれる藤が植えられており、大阪での藤の名所として広く知られている。大きな藤棚に白や紫の藤が隙間なく咲き誇る様子と漂う心地よい香りは多くの参拝客を魅了している。例年見頃の時期には藤祭りも開催される。静かな境内でのんびりとした雰囲気のなか癒しの時間を。大阪で藤を堪能するならこちら。
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玉敷公園
埼玉県加須市にある「玉敷公園」。県指定天然記念物にもなっている藤が有名な公園で敷地面積16,000平方メートルの中に藤棚が5棚、藤の本数30本がある。とても大きな藤棚の下にはベンチが置かれていて大迫力のもと花見が楽しめる。例年4月末から5月上旬にかけて行われる藤まつりでは日替わりで様々なイベントが開催され、園内は多くの人で賑わう。
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百合が原公園
札幌市北区にある「百合が原公園」。昭和58年に開園した公園で、敷地面積25.4haという広大な敷地内に約6400種類もの花や植物が育てられている。藤の名所としても広く知られ、見頃は例年5月下旬から6月上旬にかけて。園内にある日本庭園から瀋芳園へと続く道にアーチ状に藤棚が作られており、藤に囲まれながらその美しい景観と甘い香りが楽しめる。
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千財農園
Photo by ママの外ごはん。
大分県宇佐市にある「千財農園」。四日市ICを下ったところに小倉池の隣に位置している。約2,400坪もの藤棚に約250本の藤が咲き、近隣の人々はもちろん、遠方から藤棚目当てで訪れる花見客も多い。藤棚の藤は紫、白、ピンクなど様々な種類の花を咲かせ、初夏の過ごしやすい気候とともに穏やかなひとときを過ごせる。例年4月下旬から5月上旬にかけて見頃を迎える。
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河内藤園
日本でも指折りの大きな敷地を持つ「河内藤園」。「世界の絶景」に選出された経歴から、国内のみならず海外においても広く名前が知られている。一番の見所はやはり「藤棚と藤の花のトンネル」。全長80メートルと220メートルの2種類のトンネルがあり、20種類を越える藤の花が咲き乱れる。その色とりどりの藤の花々に思わず息を飲む。日本でもっとも美しい藤棚と言われる河内藤園の絶景をぜひ一度。
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笠間稲荷神社
笠間稲荷神社のご祭神は宇迦之御魂神で、正一位という最高の位をもつ神様。日本三大稲荷のひとつである笠間稲荷神社の御創建は、社伝によれば第36代孝徳天皇の御代、白雉2年(651年)とされ、1360年程の歴史を有する由緒ある神社である。
正月三が日で、近県はもとより全国各地から約81万人の善男善女が参拝に訪れる。境内は大晦日の夜から多数の参拝者がつめかけて元旦の朝を迎え、正月中は茨城県内の神社仏閣では最高の人出で大変賑わう。また、大晦日(12月31日)の夕刻より新年にかけて一年のお礼参りをし、午前0時を期して再び新年の参拝をする「二年参り」が盛んである。 -
金蛇水神社
Photo by kanahebi.cdx.jp
宮城県岩沼市にある「金蛇水神社」。雌雄一対の金蛇が奉納されており、この金蛇が御神体として崇められている神社。境内には樹齢300年を越える大きな藤があり「九竜の藤」と呼ばれている。昔1本の株から9本の枝が分かれていたことからその名がつけられた。藤棚の下には東屋とベンチがあり、のんびりと藤の鑑賞が楽しめる。見頃は例年5月中旬に迎える。
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蛇の鼻遊楽園
福島県本宮市にある「蛇の鼻遊楽園」。春の桜をはじめ、アジサイ、紅葉など1年を通して自然の景観が楽しめる公園だ。5月上旬から中旬にかけては藤が見頃を迎え、長尺藤が風にゆらゆら揺れて甘い香りを漂わせる。また、蛇の鼻遊楽園の藤は樹齢約400年と言われている。見頃の時期には藤祭りも行われ、園内は訪れる人で賑わいを見せる。