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2024毎日デザイン賞 nomena(ノメナ)に決まる

この1年間にデザインの全分野において傑出した成果に贈られる「2024毎日デザイン賞」(毎日新聞社主催)の選考委員会が開催され、nomenaの「心が動くエンジニアリング」に決まり、5日発表された。


展覧会「まだ意味のない機械 - phenomenal #03」より 写真:小川真輝
nomenaは武井祥平氏によって設立されたエンジニア集団。日々の研究や実験、クリエイターやクライアントとのコラボレーションを通して得られる多領域の知見を動力にして展開する前例のないものづくりの取り組みは、さまざまな分野から高く評価されている。工学的な知識や経験から発想され、美術や表現の領域に提供される作品は、テクノロジーを使った作品にも関わらず、それを感じさせない魅力をもち、見る者のこころを捉え、デザインの新領域を切り開いている。
2024年4月~5月に開催された「まだ意味のない機械 - phenomenal #03」 は、nomenaにとって初の単独での展覧会で、これまでの活動の集大成として、エンジニアだからこそ生み出せる発想、つくり出せる新しい価値を、これまでにない形で社会に提示し、注目を集めた。
現在も複数のプロジェクトが進行中で、今後の活躍にますます期待がかかる。




(プロフィール)
nomena(ノメナ)
2012年、武井祥平氏により設立。東京2020オリンピック・パラリンピック聖火台の機構設計や、宇宙航空研究開発機構JAXAなど研究機関との共同研究に参画。日本空間デザイン賞銀賞(2023)、文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞(2022)など受賞。





nomena代表の武井祥平氏 写真:小野真太郎


◆選考委員(50音順・敬称略)
齋藤精一(パノラマティクス主宰)/柴田文江(プロダクトデザイナー)/須藤玲子(テキスタイルデザイナー)/永井一史(アートディレクター)/保坂健二朗(滋賀県立美術館ディレクター(館長))

◇毎日デザイン賞 https://macs.mainichi.co.jp/design/m/


グラフィックやインテリア、クラフト、ファッション、建築など、あらゆるデザイン活動で、年間を通じて優れた作品を制作、発表し、デザイン界に大きく寄与した個人、グループ、団体を顕彰する賞です。(主催・毎日新聞社)
1955年に毎日産業デザイン賞として創設され、デザインの多様化を背景に76年に毎日デザイン賞と名称を変更した後も我が国のデザインの活性化とともに歩み続けています。国際的、文化的な賞として高い評価を受けています。







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