三河国 太平山 安国寺 三河国 太平山 安国寺

安国寺は、暦應二年(西暦1339年)、時の将軍、足利尊氏及び直義が、各国ごとに建立した寺院で、建立当初は臨済宗で、開山は夢窓礎石禅師です。足利氏滅びて後、幾度か戦火に遭い灰尽と化し大破しましたが、徳川将軍家綱の万治年中に曹洞宗に転派しました。以後、八代目法雲閑察和尚は学徳あり、村の男子儘その筆子であったと伝えられています。特に時の領主「大久保彦左衛門忠経」は帰依すること厚く、寺の装いを新たにし、現存する本堂は当時の建物であります。鎮守として薬師如来、荼吉尼尊天をお祀りしております。また、墓地には1霊8万円からご利用できる永代供養墓「太平陵」もございます。太平陵のご利用に当たり宗派は不問です。