たいやき かぐら

たいやき かぐら

2013-03-26 16:00:41

 養殖、天然と言ったら魚の話と思いますが、
確かに魚だが、生まれは北海道の大地な「たい」の話。
本日お邪魔したのは「たい焼き かぐら」です。

店名が「かぐら」なのは旭川神楽にあるから。
札幌から奥様の故郷である旭川に来た時は、右も左もわからず
お店をかまえた場所の名前をそのままいただいたのだそうです。




さて、初めに書いた養殖と天然ですがなんと、
たい焼きにも養殖モノと天然モノがあるのをご存知でしたでしょうか?

一般的なたい焼き屋さんで見る、たくさんの「たい」を一度に焼くモノを「養殖モノ」、
ハサミのようなモノの先に「たい」の型がついたモノで(一丁焼きというんだって)
一匹一匹焼くモノを「天然モノ」というそうです。

そして、このお店「かぐら」。
旭川唯一の「天然モノ」のお店。
一丁焼きは、薄皮でパリパリに焼くことができ、アンコもいっぱい入ります。
ですが一匹ずつ焼くので、少し時間がかかってしまうそうです。

店主の渡辺(わたなべ)さんにお聞きしたところ
「およげタイヤキ君という歌のヒットで、たい焼きがすごく売れた時期があって
それまで一丁焼きが当たり前だったけど、何せ焼くのが間に合わないって事で6連焼きの鉄板が出来たんです」
「今となっては、一丁焼きは日本全国でも50数件しかなく、北海道では3件ほどです」と
一丁焼きから移り変わった歴史と今となっては珍しくなってしまった事をお教え頂きました。


 

こだわりをお聞きしたところ、
「一丁焼きの技術継承をしている人がいないから、学ぶのに苦労しました。」
「素材は北海道産にこだわっています。アンは美瑛産の小豆を豆をつぶさず柔らかく煮ています」との事で
粒あんのみなんですか?と聞いてみると
「ウチは砂糖を加えて練る時に少し豆がつぶれるから、粒あんではなく「つぶしあん」なんだよね」と
こしあんのしっとり感と粒あんのほくほく感を両立した餡のこだわりを教えてもらいました。

ご主人に取材していると、リーンと電話が鳴りました。
こちらのお店は作り置きをせず注文があってから作り始めます。
だからいつも出来たてでパリパリ、ほっこりおいしいのですが、
一丁焼きはたくさん焼くとなると少し時間がかかってしまうのを知っている常連さんは、
電話で注文して後から取りにくるんだとか。


 

やっぱり人気なんですねと納得していると
「いやー私はまだまだです。もっとうまく焼けるようになりたいんですよ」と
さらなる向上心をお持ちのようでした。

個人的には、お店に行って一丁焼きで手際よく焼いているその技を見ているだけでも楽しいし
出来たてのたい焼きは、さすが天然モノ活きが良くておいしいです。

見て楽しく、食べておいしい。
たい焼き「かぐら」は「たい焼き」を体感できるお店でした。





Googleマップ

たい焼き かぐら
北海道旭川市神楽5条4丁目1-2
TEL 0166-63-7015
営業時間 11:00~18:00(餡がなくなり次第終了)
定休日 火曜日

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