中部・東海紅葉・穴場【愛知・岐阜・静岡・三重・新潟・山梨・長野・石川・富山・福井】
東海・中部の紅葉スポット・穴場・ライトアップ情報。秋のレジャーと言えばやはり紅葉狩り。もみじやカエデ、イチョウ。優雅に秋の色に包まれよう。昼には溢れんばかりに一面に広がる鮮やかなカラーを、夜にはライトアップされたムーディーな雰囲気を。秋の美しさをたっぷりと感じてみて。
2012.8.1 Wed 更新
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八千穂高原自然園
北八ケ岳の東麓に位置する28haもの敷地を誇る自然公園。園内を散策すれば、小さな滝、渓流、野鳥のさえずりと爽やかな風、高原のさまざまな草花など広大な自然を満喫できる。美しい白樺林が続く「白の小径」、小さな滝・渓流・湖が眺められる「青の小径」、初夏ならミズバショウ、夏は可憐な高原の草花が見られる「緑の小径」の3つの散策コースがある。温帯林と亜寒帯林が接するため、多彩な植物が観察できる。自然のいろいろな表情をのぞかせる。秋には、色鮮やかなモミジやナナカマドがシラカバ林に映え、黄金色に輝くカラマツも絶景。赤と黄に彩られたコントラストがまた美しい。見頃は10月初旬~下旬。
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千畳敷カール
中央アルプスの主峰・宝剣岳の南東斜面をお椀型に削った地形を「カール」と呼ぶ。2万年前、氷河期の氷で削り取られたもの。中央アルプスには日本を代表する「千畳敷カール」「濃ヶ池カール」等のカールがあり、「千畳敷カール」は高山植物の宝庫として知られている。 標高2,500mを超える高山帯の岩肌の真下に広がる千畳敷カール、麓のしらび平から千畳敷まではロープウェイで上がり、終点から遊歩道が整備されている。カール内の遊歩道は周遊約40分。春から夏にかけては200種類もの高山植物が咲き乱れ、秋はナナカマド、ダケカンバなどの鮮やかな紅葉で山肌一面が黄金色に輝く。 四季折々ダイナミックに変化する雄大で美しい景色を求めて全国から多くの登山者、観光客が訪れる。見頃は9月下旬~10月上旬。
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懐古園
長野県小諸市にある「懐古園」は、小諸城址に残る「三の門」や苔むした野面石積の石垣、樹齢500年といわれるケヤキの大樹の中、四季折々の風情が楽しめる公園。小諸城は、武田信玄のころ山本勘助らにより現在の縄張りとし、豊臣秀吉天下統一のとき小諸城主となった仙石秀久により完成された城。城下町より低い位置に城を築いた「穴城」は全国でも珍しく、日本百名城に選出されている。「大手門」や野面石積みの石垣は400年前のまま当時の姿で残されている。園内には、国の重要文化財「三の門」や野面石積みの石垣などの史跡に加え、藤村記念館をはじめ小山敬三美術館、徴古館、郷土博物館、動物園、遊園地など数多くの文化施設が置かれており、市民や観光客が多く訪れている。秋にはモミジやカエデ、サクラなどの紅葉と苔むした石垣とのコントラストが素晴らしい。見頃は10月下旬~11月中旬。
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天龍峡
長野県飯田市にある天竜川の峡谷「天竜峡」。国の名勝に指定されており、また天竜奥三河国定公園の一部を成している。暴れ川と言われた天竜川が切り開いた絶壁が続く渓谷である。花崗岩の岸壁にはアカマツやモミジが自生し、新緑や紅葉が見事で、その風光明媚な景色を求めてたくさんの人で賑わう。また、天竜川川下り随一の名所であり、両側の烏帽石、芙蓉洞、龍角峯などの岩を紅葉が彩る他にも、つり橋から望む奇岩巨岩の渓谷美、豊かで多彩な草木花、句碑歌碑の数々など、見どころ満載。周辺には全国有数の日本有数の天然ラドン療養泉を誇る「天竜峡温泉」もある。JR天竜峡駅の東側にある1周約2.5kmの遊歩道をのんびり散歩するのも楽しい。見頃は11月中旬~下旬。
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上田城
上田城は、甲斐武田氏の旧臣である真田昌幸により、1583年(天正11年)に築城された平城。現在は復元された上田城を含めて周辺を整備し、上田城址公園として市民の憩いの場となっている。また、敷地内には市営球場、市民会館、市立博物館などの施設も充実しており、本丸跡は明治に松平神社として建立された歴代城主を祀った「真田神社」もある。上田城跡公園は、春の「上田城千本桜」で知られているが、秋の紅葉も見事。「日本夜景遺産」に認定された上田城跡公園のけやき並木遊歩道ライトアップは、幻想的に輝く夜の紅葉を鑑賞できる。11月上旬には、グルメイベントや甲冑試着体験、上田城を背景にしての乗馬体験などが催される「上田城けやき並木紅葉まつり」も行われる。見頃は10月下旬~11月中旬。
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美ヶ原高原
長野県のほぼ中央に位置し、県下最大級の国定公園の一部を成している「美ヶ原高原」。標高2034mの頂をもつ美ヶ原最高峰「王ヶ頭」を筆頭に、山上は平坦な台地状で、松本市、上田市、長和町にまたがり、王ヶ鼻(2,008m)、茶臼山(2,006m)、牛伏山(1,990m)、鹿伏山(1,977m)、武石峰(1,973m)のピークを含めて標高2000m付近に広がる一帯を「美ヶ原高原」と呼ぶ。山上は牛の放牧地となっており、短距離から遠距離までバラエティに富んだ高原トッレッキングができるコースも整備されている。秋にはカラマツなどが色づき、高原一帯が鮮やかに紅葉する。特に王ケ頭、王ケ鼻、百曲りの頭から鑑賞は、視界いっぱいに広がる紅葉のじゅうたんはまさに圧巻。見頃は10月上旬~中旬。
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松本城
松本城は戦国時代の永正年間に造られた深志城が始まりで、現存する五重六階の天守の中で日本最古の国宝の城。幾たびかの存続の危機を、市民の情熱により乗り越え、四百余年の風雪に耐え、戦国時代そのままの天守が保存されている。周辺は松本城公園として整備されており、北アルプスを背景にした雄大な景観と、季節ごとに見せる花木の冗長溢れる表情が美しく、松本のシンボルとして市民から親しまれている。また、松本城公園内のもみじなどの紅葉と、漆黒の天守とのコントラストが見事。秋は紅葉の名所としてもたくさんの人々が訪れる。見頃は10月下旬~11月上旬。
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戸隠高原鏡池
神話で「天の岩戸」が飛来し、現在の姿となったと伝えられている戸隠山(標高1904m)。奥社、中社など五社からなる戸隠神社はその伝説を誇る神話の里として、またパワースポットとして、たくさんの観光客が訪れる。標高1200mの戸隠高原を囲む戸隠山や飯縄山では、秋になるとカエデやモミジ、ブナなどが紅葉して美しい色合いを見せる。特に、戸隠山西岳の登山道にある鏡池は紅葉の頃が最高のロケーション。西にそそり立つ戸隠山が水面に映る姿は絶景。鏡池は、その名の通り池がまるで鏡のように、周辺の紅葉が水面に映し出される姿はまさに絶景。風の吹かない早朝の鏡池は水面が波立たず、まるで本当の鏡のような反射をみることができる。見頃は10月上旬~下旬。
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寸又峡
南アルプスの四季折々の風景や、それをバックにしつつ南アルプスの清流にまたがる鉄橋等々、絶景スポット満載の温泉地である寸又峡。特に秋ごろ、とりわけ11月には赤や黄色の色様々な葉がダイナミックかつ繊細な景色を織り成します。渓谷や湖の水面に映った紅葉もまた素晴らしいです。
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岩屋堂公園
Photo by *Daily News* 愛知県グルメブログ
岩屋堂公園は四季を通じて自然あふれる瀬戸の奥座敷です。特に秋ごろの紅葉は素晴らしく、毎年多くの人が訪れます。昼間、秋晴れの日光に照らされた紅葉もいいですが、夜間にライトアップされた紅葉もとても趣があり、おすすめです。