上村一夫 「manazashi」 / 代官山 蔦屋書店

イラストレーターから漫画家に、そして現代においては昭和の絵師と呼ばれるアーティスト、上村一夫(1940-1986)。
広告代理店でのイラストレーター時代に後の作詞家・阿久悠と出会い、劇画界へ。1970年代初頭、代表作『同棲時代』が一大旋風を巻き起こし「同棲」は当時の流行語になる。月に400枚もの原稿を描き上げる一方、毎晩のように酒を飲んでは夜の街に繰り出す日々。
没後は国内にとどまらず、ヨーロッパを中心に翻訳版が出版され、原画も展示も多数開催。2017年、アングレーム国際漫画祭では『離婚倶楽部』が遺産賞を受賞。今もなお各国で絶大な人気を誇っている。
映画化された『修羅雪姫』(原作:小池一夫、作画:上村一夫)に感銘を受けた、鬼才クエンティン・タランティーノ監督が、映画『キル・ビル』の中で、オマージュしたカットを作ったのは有名な話。
45歳という短い生涯を駆け抜けた上村の絵は、いま見ても息を飲むほど。その独特の絵柄で描かれた妖艶な女性たちは、どこか切なさを秘めながらも、燃え上がる情念の華を咲かせています。彼女達のまなざしにあるものは一体……。
代官山 蔦屋書店にて、CENTRO(ワーナーミュージック・ジャパン) プロデュースによる上村一夫・生誕80周年プロジェクトの一環としてアートエキシビジョン「manazashi」(まなざし)の開催が決定した。同氏の貴重な原画や、表紙を手がけた幻の書籍や雑誌、レコードジャケット、そして愛用品などを展示。また代官山 蔦屋書店とのオリジナル限定グッズや、いまや絶版になった書籍なども販売する。また上村オフィスの制作協力により実現した、シルクスクリーン アートの限定販売も行う。
会場: 2号館1階 階段下ギャラリースペース、および2階Bar Anjinの一部エリア